百名城探訪 甲府編 躑躅ヶ崎館
はじめまして!寺門です!
今回は百名城探訪ということで、山梨県甲府市に行って来ました。甲府市には躑躅ヶ崎館と甲府城の2つのお城があるのですが、どちらも最寄り駅が甲府駅なので1日で回ることが出来ました。今日は躑躅ヶ崎館について書こうと思います。
山梨の戦国大名と言えば武田信玄!
この躑躅ヶ崎館は武田氏の居館で、本拠地とした場所です。現在は武田神社となっています。
概要は長くなるのでカットして、実際に行ってみて感じたことを書いていこうと思います。
グーグルマップで調べたところ、徒歩36分と出たので、遠いなーと思いましたがバスがよくわからなかったのと、バス代を節約するためにも歩くことにしました。時間は計っていませんが体感では30分もかかっていないような気がしました。ただ、途中甲府駅から来たであろうバスに何度か抜かれたときは乗ればよかったと思いましたね 。
武田通りを歩く
駅からは武田通りという一本道で、途中武田という地名もありました。躑躅ヶ崎館は南以外の三方を山に囲まれ、南側も緩やかな斜面で、市街地よりは少しだけ高い土地にありますが平城に分類されています。
山に囲われ、まさに天然の要害という感じです。ちなみに北側の山は要害山というらしいですが、そのまんまですね。
大手門は意外なところに
現在は南側が参道のように開けていますが、東側が大手門跡のようです。東側は名前にもなっている躑躅ヶ崎(躑躅ヶ崎館の名前の由来は館の東側に躑躅ヶ崎という山?丘?があるから)がすぐ近くにあり、平地部はほとんどなく開けてはいない東側が大手だというのは不思議に思いました。
対して、現在武田神社の入口である橋が架かっている南側には虎口(入口)はなかったそうです。防御上土地が開けている南側からは入れないようにしていたのでしょうか。
中世城郭の枡形虎口
西の曲輪には南北に虎口があり、現在ある石垣は武田氏滅亡後のものだそうです。門の外には土橋があり、その内側に土塁で囲まれた虎口があります。枡形虎口ではかなり初期のものなのではないでしょうか。
近世の石垣や櫓に囲われた枡形虎口と比較すると面白いと思います。 その原型となっているのではないでしょうか。
まとめ
- 中世の城郭はあまり行ったことがなかったが、近世の城郭と比較すると、築城技術の進歩が見て取れるので面白い!
- 名称こそ館だが城郭級の規模と防御力があると感じた!
- 見事に山に囲われ、まさに天然の要害!そして北には要害山!!